カラゼピン(テグレトールジェネリック)

抗てんかん薬として知られるテグレトール
テグレトールは、カルバマゼピンを主成分とする、主にてんかんの治療薬として使用される薬です。
他には、三叉神経痛に苦しむ患者にも処方されることがあり、全体として神経に起こる異常な興奮を鎮めてくれる役割が期待されています。
特に三叉神経痛については、効果が高いと発表している病院もあり、痛みを緩和してくれる可能性が報告されています。
成人の服用方法としては、1回1、2錠を1日2回内服することが推奨されていますが、症状によって服用量は増減することがあります。
また、微量では効果が得られない患者さんもいるので、その場合、少しずつ内服量を増やしていくことになりますが、どんどん薬が効きにくくなる例や薬を増やした際に吐き気やめまいが引き起こされるケースが報告されているため、注意が必要と言えます。
さらに、副作用としてよく知られているのは、眠気、めまいなどで、そういった症状を抱えている方は、自動車の運転を控えるよう注意されていますが、その一方で、この薬でてんかんの発作を抑えることで、安心して自動車を運転できるようになったという患者さんもいるようです。
他にも、テグレトールは、もともと重篤な血液障害を抱える患者さんには使用しないよう禁忌が明示されている一方で、副作用として再生不良性貧血といった血液の難病も知られています。
このように、薬の効果や副作用が様々であることから、薬の服用をしつつ生活習慣改善やストレス軽減に取り組むことが推奨されることが多いようです。