アフターピル(アイピル)
アイピルは世界で広く使用されている緊急避妊薬で、アフターピルと呼ばれています。有効成分である合成黄体ホルモンが受精卵着床を邪魔する働きをするため、性交後72時間以内に服用することで効果を発揮します。
避妊に失敗した時のアイピル
アイピルは、避妊をしないで性行為を行った時、コンドームが破れてしまったなどの避妊に失敗した時、望まない妊娠などに服用する女性用の緊急避妊薬です。72時間以内にすぐに1錠飲むことで、97%~98%で妊娠を防ぐことができます。とにかく早くに服用することで妊娠を防ぐ確率が高くなります。避妊ができる理由は、排卵日前にに服用すると排卵を遅らせたり排卵を制御する効果があり、排卵後に服用することで精子と受精した卵子が子宮内膜に着床することをを防いで妊娠を止めることができます。副作用としては頭痛・吐き気・腹痛・眠気・下腹部の痛み・倦怠感などが現れる場合がありますが、だいたいは1日~2日程度で治まると言われています。アイピルは日本で承認しているジェネリック医薬品でないので病院では処方されません。どうしても欲しい場合はインターネットで海外輸入品を購入することになります。今後、性行為で避妊に失敗したくないと思われている方は、バッグなどにアイピルを携帯していくのも必要かもしれません。