バルトレックスは世界で広く使用される抗ヘルペスウィルス薬で、グラクソ・スミスクライン社が販売しています。 単純疱疹・帯状疱疹・水疱などヘルペスウイルスによる症状をウイルス増殖を抑えることで治す薬です。有効成分はバラシクロピルです。
バルトレックス500mg

バルトレックス1000mg

バルトレックスの飲み方ついて
バルトレックスは単純ヘルペスウイルス、水痘・帯状疱疹ウィルスのDNAの複製を阻害してウィルスが増殖するのを抑える。その結果、唇や性器等にできる水ぶくれ(単純疱疹)や痛みを伴い神経にそって帯状にできる水ぶくれ(帯状疱疹)を改善したり性器ヘルペスの再発や臓器幹細胞移植における単純疱疹発症を予防する。
【用法用量】
A.帯状疱疹:皮疹出現5日以内に1回1000㎎を1日3回
小児(錠剤):40g以上では1回1000㎎を1日3回
小児(顆粒):1回25㎎/㎏を1日3回 1回最高用量は1000㎎
B.単純疱疹:1回500㎎を1日2回
小児(錠剤):40g以上では1回500㎎を1日2回
小児(顆粒):10㎏未満では1回25㎎/㎏を1日3回、10㎏以上では1回25㎎/㎏を1日2回 1回最高用量は500㎎
C.水痘:皮疹出現2日以内に1回1000㎎を1日3回
小児(錠剤):40kg以上では1回1000㎎を1日3回
小児(顆粒):1回25㎎/㎏を1日3回 1回最高用量は1000㎎
D.性器ヘルペスでの再発抑制:1日1回500㎎
HIV(CD4リンパ球>100)では1日1000㎎を2回分服
再発例は1日1000㎎を2回分服、治癒後は1日1回500㎎
年6回以上再発:1日500㎎を2回分服または1日1回1000㎎
小児(全剤形):40㎏以上では1回500㎎を1日1回、HIV(CD4リンパ球>100)では1日500㎎を2回分服
E.造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症の発症抑制:
1回500㎎を1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで。
小児(錠剤):40㎏以上では1回500㎎を1日2回を上記日程で服用。
小児(顆粒):10㎏未満では1回25㎎/㎏を1日3回、10g以上では1回25㎎/㎏を1日2回で上記日程で服用。1回最高用量は500㎎とする。